1日で痩せられるウルトラダイエット
やれば誰でも1日で痩せられるウルトラダイエットをご紹介します。
やればと言うよりも、「できれば」と言う方が正しいと思いますが、、、
ダイエット方法は「1日100キロ走る」だけです。
正式名称は「ウルトラマラソンダイエット」略して「ウルトラダイエット」になります。
実際にこの「ウルトラダイエット」をおこなってみた感想などを踏まえて、クレイジーなダイエットを好む方は是非やってみてください。
※ウルトラダイエットの紹介というより、1人ウルトラマラソンを走った完走記事になってます。
ウルトラダイエットをなぜ行ったのか?
ダイエットは、私に体重減少と共に走れる様になる喜びを与えてくれました。
このブログを始める数年前、人生で一番重かった頃、心機一転ダイエットを始めました。
当時は200mも継続して走る事ができませんでした。元々体育会系では無く、インテリだったのと、職業がIT系でデスクワークですので、通勤くらいしか動く事はしませんでした。
そんな私が、ダイエットで痩せていくと共に歩ける距離、走れる距離がどんどん増えて、ダイエットのエクササイズでハーフマラソンを走れるようになりました。ハーフマラソンを走れる様になるまでに半年程掛かりましたが、段々と走れる喜びと成長を実感して、走るのがとても好きになりました。
その翌年にはフルマラソンに挑戦し見事に成功!太ってた時ではフルマラソンなんて考えられなかったのが、痩せて走れるようになったのは自分でも驚きでした。
とは言え、当時のダイエットは大成功に終わり、体重も20キロ以上痩せる事ができ、ダイエットは次第にリバウンドへ向かいます。
5キロくらい増えたら、少しダイエットをして戻し、また増えたらまた戻し、本格的なダイエットはせず、数年経ったら以前のような体重にはまだ戻っていないものの、大台の70キロに近づいたので、ダイエットを再開しました。
ダイエットを再開して、最初は食事制限のみの置き換えで痩せましたが、途中から運動を交え、順調に痩せていく中で、クレイジーチートデイをおこなった際のフルマラソン後のダメージが比較的軽く、これはもしかしたらウルトラマラソン完走できるのでは無いか?と感じました。
※クレイジーチートデイは下記記事よりご参照ください

昔ダイエットで痩せて走れる様になった時に、「フルマラソン」に挑戦してみたいという気持ちが、今回のダイエットでは「ウルトラマラソン」に挑戦してみたいという気持ちになりました。
ウルトラマラソン初挑戦と無念のリタイア
始めて挑戦したウルトラマラソンは70キロにて無念のリタイアをしました。
今まで走った事がある最長距離は42.195kmのフルマラソンの距離です。そこから更に約58km走らなければいけないウルトラマラソンは正直言って「本当にきつい」です。
序盤からペースを落とした走りにし、危なげなくフルマラソンを完走。その後は足取りも重くなり、フルマラソン超えの距離を走るというのは予想以上に負担が掛かる事を知りました。
1人ウルトラマラソンは基本的な補給はコンビニやスーパーになりますが、大量に汗を出した体にはコンビニ等の冷房がとても寒く感じ、飲み物などを買ってコンビニの外を出た時に寒気を感じるようになっていました。
その後70キロ地点で土砂降りの雨が突然降ってきた為、このままウルトラマラソンを続行する事で身体を壊してしまう恐れを抱き、泣く泣く中断しました。
しかしながら、もし土砂降りの雨が降らなければ、雨がそこまで強くなければ、完走できたと自分自身思いましたので、早急なリベンジ計画を立てました。
ウルトラマラソン100kmリベンジ
70kmにて無念のリタイアをした後、とにかく早くリベンジをしたいという気持ちがとても強くありました。
足の痛みも今まで経験したことの無い距離を走っていた為、壮絶な痛みがありましたが、1~2日経ったら普通に走れる状態に戻りました。
ウルトラマラソン完走の為には、天気が良い事が必要不可欠でした。
天気予報と睨めっこしつつ、走る日取りを失敗した日から1週間後に走る事にしました。
普通に考えれば、70km走った翌週に100km走ろうとするなんてなさそうに思えますが、心境としてはリベンジしたくてしたくてしょうがない、まるで子供のような感じでした。
ウルトラマラソン100kmリベンジ当日は、仕事終了後に会社からそのまま走らず、会社周辺で走る前の栄養補給としてラーメンを食べました。
翌日ビール祭りというイベントが埼玉であり、ウルトラマラソン終了後に飲みたいなと思ったので、ビール祭りの開催地をウルトラマラソンのスタートそしてゴールとして出発しました。
ウルトラマラソン序盤
走る1時間前に食べたラーメンが最初の10km~20kmで大いに苦しい思いをさせてくれました。
走り始めてから10km辺りまでは順調な滑り出しだったのですが、10㎞を超えてくると腹痛が出始め、げっぷなどもするようになりました。
走ってる間、「あぁ、走る1時間前にラーメンはNGだったんだな」と思いましたが、時は既に遅し。レースは始まっているので、我慢するしかありません。
苦しい思いも走り始めて2時間経過する頃には収まってきました。
走る1時間前と、走り始めた2時間を合わせて、ランニングの際は走りはじめる3時間前にはご飯を終えていた方が良いと身をもって感じました。
フルマラソンの距離である42.195kmまでは前回と同様に比較的スムーズに走りきる事ができ、きつくなってくる中盤に舞台は移ります。
ウルトラマラソン中盤
42.195kmのフルマラソン距離を走った後は、雨がパラパラと降ってきました。前回の土砂降りの大雨では無かったものの、3時間程長い間雨が降り続いた為、走るスピードが落ち、少しずつ歩く比率が高くなってきました。
前回とは違い、コンビニでの休憩をなるべく避ける事で急激に身体を冷やす事を極力避けるようにした事もあり、道中で寒気を感じる事も無く、
「雨なんかに絶対負けない」
という気持ちがとても強かった為、あまり雨を気にせず淡々と距離を進めました。
65キロ程走った辺りで雨も止み、陽が少しずつ出てくる時間になりました。不思議なもので、夜から朝になる過程(太陽の光が差す)は疲れている体でも元気が出るというのを感じました。
前回リタイアは陽が出る前でしたので、今回は周りが少しずつ明るくなるにつれて元気が出て、また走り始める事ができるようになりました。
ウルトラマラソン終盤
70キロ以降は歩くことなく走る事ができました。
走ると言っても、通常時の早歩きより遅いです。脚に痛みはあるものの、走る事がなんとかできている状態でした。
満身創痍の状態でのモチベーションは何と言っても残りの距離数になります。ゴールが少しずつ近づくのを感じます。残り30キロから残り20キロ・・・
そんな中、ゴールまで残り8キロになった時にピタッと走れなくなりました。
足が急に重くなり、歩くのも大変辛い状態になりました。さっきまで走れていたのに歩く事もできない。そんな状況で、信号待ちで立ち止まって2~3回目の前の信号が変わるまで休憩し、ここからは気合で歩き始めました。
途中でドラッグストアに立ち寄り買ったアミノバイタルを飲んでからまた少し走れる様になり、無事にゴールする事ができました。
「達成感」
本当に達成したい事を達成すると心から嬉しさが湧き溢れてきます。
消費カロリーは5753キロカロリーと、この運動だけで純粋に体脂肪が700グラム近く減ったことになります。
補給は500mlのペットボトルを10本飲み、食事も朝ごはんとしてマクドナルドのマフィンを1つ食べました。
その他アミノバイタル2個、inゼリー1個摂取しています。
その後にビール祭りへ行き、ビールを3杯飲みましたが、家に帰って体重を測ると3キロ以上減っていました。
これだけの量(主に水分)を摂取していても、体重が減るウルトラダイエットは、体重を減らすのは有効です。その後、体休めで2日程運動しませんでしたが、現在でもウルトラダイエット前の体重をキープしています。
このダイエットはとても極端な方法ですので、無理してやろうとするのは危険です。私と同様にクレイジーなダイエットを好む人であれば、挑戦してみるのも手です。
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